こんばんは。
我が家の電気ケトルが壊れてしまい、買い替えることにしました。
私、わりとリサーチ魔でして、数日間調べまくって購入したのですが、その調査結果と購入したレビューのご報告を。
10年使った象印
これまで使っていた電気ケトルは、長女の妊娠で里帰りしている間に購入しました。
当時めっちゃ調べて比較検討し、象印のこのシリーズにしました。
形もスッキリしていますし、白の具合もアイボリー寄りじゃないところが好きでした。
ですが、最近、沸かし始めた、と思ったら沸く前に途中でスン・・・と静かにお休みしちゃうことが出てきて、よく見ると劣化も激しい・・・
買い替えることにしました。
電気ケトルの選び方は?
電気ケトルに求めるスペックは何でしょう?
- 容量
- 沸くまでの時間
- 色、デザインなどの見た目
- 空焚き防止、倒れてもこぼれない、外側を触っても熱くない等の安全性
- お手頃な値段
- 掃除のしやすさ
保温機能や5℃単位で温度調節出来る等、プラスアルファの機能がある製品もありますが、ざっくりこんな感じでしょうか。
さぁそのリストからどう選ぶ?
1の容量は出来れば1L。各社、ほぼほぼ1Lサイズ、あります。
2の沸とう時間は、1分1秒を急ぐ使い方をしていないので、大手メーカーならどこもそこまで大きく変わらない。
夏以外毎日使うし、使わない時もキッチンで目に見えるところに置くんだから、3のデザインが大事かもー!
やっぱりラッセルホブスのカフェケトル?
いやいやおしゃれ家電といったら、のバルミューダ?
うちはコーヒーはインスタント派だし、ドリップしやすさはそこまで求めてないけれど、これがキッチンにあったらテンション上がる・・・!
と調べていたら、どちらも沸かした後、取っ手以外のところを触ると火傷すると!(楽天とAmazonのレビューめっちゃ読み込むマン)
デロンギなどもう少し別メーカーも調べたのですが、こういう注ぎ口が細口のタイプはどれも触ると火傷する熱さのようでした。
子供の手の届かないところに置くのも難しいので、おしゃれケトルは諦めました・・・
安全性とデザインのはざまで
子供だけでなく、これまでの使い方を思い返すと、大人だってうっかり触ってしまう可能性大。
そもそも我が家はドリップしないんだから、ほんとに見た目だけ。
いやその見た目が私のQOL(Quality of Life)的にとっても大事だけど、万一子供にケガをさせてしまったら・・・
・・・・・・・・
うむ、安全が一番、見た目はその次。
安全性、という点で探しだすと、象印かタイガーの二択になりました。
ティファールにも熱くならないタイプもありましたが、置く場所や色等を考慮すると1つで、あまり惹かれなかったので、象印かタイガーに。
というか、私は象印が好きだから、それ以外を排除しようとしていたのかもしれません。
前回も象印の電気ケトルで10年もったし!
あのゾウさんマーク、きゅん、とするじゃないですか♡
でも、ネットで調べると、タイガーの方が人気?
タイガーも選択肢に残しておくことに。(よく見るとトラも可愛い)
象印とタイガー、見た目の好み
どう比較するか迷子になり、それぞれ1種類出してきて、対決させることに。
まずは・・・
象印から代表選出
1L沸かせるとなるとこの3種類。
(公式HPよりお借りしています)
デザイン的に下のCK-AXシリーズが好み。
(たぶん)先代と同じシリーズ!
ではタイガーの代表は?
(公式HPよりお借りしています)
左上のPTQ-A100、オシャレー!
でも白じゃなく、グレーなので却下。
家具や家電はなるべく白で統一しているのです。
隣のPCK-A081、マットなのがいい!けれど0.8L・・・
この中だとPCJ-A102かな。
さぁ、象印vsタイガー
象印のCK-AX10とタイガーのPCJ-A102のスペックを比較してみました。
品番 | 象印 CK-AX10 | タイガー PCJ-A102 |
容量 | 1L | 1L |
定格消費電力 | 1300W | 1300W |
サイズ(電源プレート含む) | 23×14.5×24.5(cm) | 22.3×14.8×21.4(cm) |
サイズ(本体のみ) | 23×14.5×22.5(cm) | 22.3×14.8×19.70(cm) |
重量(電源プレート含む) | 1.3kg | 0.93kg |
重量(本体のみ) | 1.1kg | 0.72kg |
沸とう時間(カップ1杯) | 65秒 | 45秒 |
沸とう時間(満水) | 5分 | 5分 |
安全性機能 | 空焚き防止、蒸気レス、転倒お湯漏れ防止、本体二重構造 | 空焚き防止、蒸気レス、転倒お湯漏れ防止、本体二重構造 |
若干タイガーの方が軽い&小さい&カップ1杯の沸とう時間が短い・・・
若干とはいえ、引き続きゾウさんマークにする気満々だったので、なんと・・・
値段も価格comで最安値を見ると、象印のCK-AX10の方が9,750円、タイガーのPCJ-A102の方が5,586円でした(2023年9月)。
ただし、タイガーでは保温機能がないのと、ハンドドリップモードがありません。
保温機能。
沸かしたのに忘れる、ということが結構多くて、保温機能がついていることで、再沸とうさせている音がして「あ」と気づけたけれど、別に必要じゃない。
ハンドドリップもしていません。
ってことで、タイガーのPCJ-A102にしました!
届いたので比較
届きました!
10年前の象印とピカピカのタイガーで比較します。
実際みると、同じ1Lなのに、タイガーは幅募高さも小さいし、軽い!
そして象印の側面のあの注意事項!
置く場所によってばばーんと出ちゃうのが気になってたんですが、タイガーはそれがない!どこもシンプル!
注ぎ口もシュッとなったので、細めに注げます。
(今の象印には、もっとすごいハンドドリップモードがあるんですが)
そして電源コードが白くなったのも地味にうれしい。
あの白家電の電源コードが黒いってやつ、なんなのですかね。
良いことづくめと思いきや、いまいちポイントももちろんあります。
タイガーPCJ-A102の残念ポイント
蓋が閉めにくい
これまでの象印では、蓋のつまみをきゅっとつまんでポンっと押せば軽く閉まりましたが、タイガーはワンタッチではいきません。
「カチッ」というまでツータッチくらい必要です。
小学校低学年の次女には無理でした。
でもこれは蒸気レス特有の可能性もあり、今の象印もそうなっているかもしれません。
沸いた時に音楽が鳴らない
象印では、お湯が沸くと「テンテロテロ テンテンテン♪」と軽快にカノンが電子音で流れたのですが、タイガーは音が鳴りませんでした。
沸くと、カチッと沸かすランプが消えます。それだけ。
ちょっと寂しい・・・
給湯時、毎度蓋部分のボタンを押さないといけない
先代の象印では、取っ手すぐ上のレバーを親指で押すことでロック解除となり、親指を離せばロックされました。
なので、レバー?ロック?を親指で押さえながらお湯を注げばOKで、電源プレートからさくっと片手のみでお湯を注ぐことが出来ました。
が、タイガーは、ポットの蓋部分真ん中の丸いボタンを押さないとロック解除されません。
そしてまた転倒時お湯漏れ防止のためには、お湯を注いだ後、丸いボタンを押さないといけません。
これがかなり慣れない・・・
我が家は沸かした時に使い切る(or余ったら水筒に入れておく)ことが多いので、ギリ許容、でしょうか。
なお、象印の電気ケトルの中でも、CK-DB06,08、CK-VA12,15、はタイガーと同じく蓋真ん中のボタンを押してロック解除のようです。
まとめ
軽いし、小さいし、安かったし、注意事項とか見えるところに書いてないし、コードも白いし、良かったポイントも沢山ありますが、残念ポイントも無視できません。
音楽はいいとして、蓋を完全に閉めるのが大変、というのは、子供が使うかもしれないご家庭では注意しないとですね。
我が家では今のところ子供が使うことはありませんが、ガスはまだムリだけど、お湯沸かしてカップラーメン食べといて!って将来的にあり得るかも。(長女はラーメン苦手だから、あるとしたら次女が先?)
親も子供も少しずつ慣れていかねばなりません。
象印の蓋の閉まり具合次第ですが、まだ慣れていない現時点では、正直、象印にしておけば良かったかな、と思っています。。。
どんだけネットでリサーチしても、実物を触ってみないと分からないことってありますね。
そして。家電は白がいいからグレーはちょっと、とか言っておきながら、、、
右手前からシルバーな冷蔵庫、電気ケトル、アイボリーな電気圧力鍋、赤い電子レンジ、黒い炊飯器(下)、グレーなトースター。
電気ケトル以外白くない!!
我が家のホワイト化、まだまだこれからです。